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患者さんにとって良い治療法は何かを考え、提案しています
西洋医学の治療で症状の改善が難しいと感じたとき、東洋医学を学び始めました。現在は診療理念である「病気を診ずして、病人を診よ」のもと、患者さん一人一人に合わせた治療方法の提案を行っています。
診療のモットー
何が良い医療かを考え、一人一人に合わせて提供します
診療理念である「病気を診ずして、病人を診よ」を大切に、患者さん一人一人に合わせた治療方針の提案に努めます。ときには「厳しい」と感じてしまうことをお伝えしなければならないこともあり、気分を害されることもあるかもしれません。しかし、何が患者さんにとって良い医療であるかを考え、提供し続けています。
患者さんに合った診療を提供する目的で、漢方の勉強だけでなく、専門と関係ない各科の勉強も行い、できる限り新しい情報を取り入れ診療に・患者さんのメリットになるよう努力を続けていきたいと考えています。
東洋医学に力を入れたきっかけ
実は祖父が漢方薬店を営んでいたため、幼いころから漢方薬になじみがあったこともあり、「西洋医学での治療が難しいのであれば、東洋医学を治療に取り入れよう」と、軽い気持ちで西洋医学と同様に、病名に合わせて漢方薬を処方してみても、症状の改善が見られませんでした。ですから当初は漢方なんてと考えましたが、一念発起し、西洋医学の既成概念を一度捨てて、本気で漢方の勉強を始めました。
そこで週に一度、後に東洋医学会の会長を務めることになる先生に教えを受けることにしました。そして脈診をはじめとする四診から「証」を見極め、漢方薬を処方することを学びました。このことが、私が東洋医学に傾倒していくことになったきっかけです。
女性特有の症状にも対応
医療機関を受診しても異常が見つからない、日常的な不調の症状も丁寧に診察いたします
女性の一生にある月経、妊娠、出産、閉経などの生理的な事柄。これらが、冷え、むくみ、めまいなど、さまざまな不調を呼ぶことがあります。こういった症状を漢方の切り口で診断します。
漢方では、女性の生理的な事柄に関連する、日常的な不調の症状を“血の道”と呼ぶことがあります。漢方では“血の道”の処方がいくつもあります。不眠・不安・イライラ感・肩こりなど、医療機関を受診しても異常が出ず、「納得できる治療を受けられない」「症状が改善しない」とお悩みの方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
患者さんへの心づかい
患者さんが前向きに、楽しく、リラックスして過ごせる本をご用意しました
来院された患者さんが少しでも明るく、前向きになっていただけるように、院内にご用意している本は、旅行やグルメ関係のものを多くそろえています。調子が悪いときにむつかしい本を読んでも疲れてしまいます。逆に、症状が改善すると食べ物がおいしく感じられたり、遊びに行きたくなったりします。ですから、意識をしてこういった本をそろえています。
「病は気から」ということわざがある通り、病気の時は気持ちも滅入りがちとなります。…少しでも、すこしでも前向きに、リラックスして、温かな気持ちになっていただけましたら幸甚です。